学生自治会・学生会とは
学生生活に関する願いや要望を、学生が力を合わせて実現していくための団体、
それが学生会・学生自治会です。
学生会・学生自治会は、
大学生活に関する意見を学生から集め、学生間で改善策を話し合い、大学・学部に主張・交渉し、実現していくための組織・仕組みです。
学生は、サークル、授業、学校の設備など、大学生活について様々な願いや考えを持っています。
これらの要望を実現するために、個人で自主的に活動できることもありますが、
一人でできることには限界があり、また、個人で要望を出しても、「一部の学生の少数意見でしかない」として、受け入れられないこともあります。
しかし、一人ではできないことも、人数が増えることで実現に近づきます。
意見に賛同する人が増えれば、要望の必要性に説得力が増します。また、他の人がよりよい案を出してくれるかもしれません。
一人で動くのは心細いですが、人数が多ければ安心して動けます。
常設のシステムとすることで「一から行動を起こさなければならない」という負担を無くします。
このように、一人一人の意見と要望を集約し、学生の総意として大学に要求・交渉し、
問題を解決・改善していくのが、学生会・学生自治会の役割です。
学生(「児童・生徒」ではない)が自主的に学ぶ大学には、学生会・学生自治会が必須の存在のはずが、「自主創造」のスローガンに反し、日本大学には学生会・学生自治会がありません(歯学部、松戸歯学部、医学部を除く)。
各学部の近隣の大学には、どこも学生会や学友会があり、所属学生のために活動しています。
決して特別ではない、一般的な仕組みです。
(生徒ではないと書いたばかりですが、「大学の生徒会」という説明が一番分かりやすいでしょうか)。
学生は、一方的に管理・命令される存在でなければ、サービスを受け不満を言うだけのお客様ではありません。
「大学の運営に、主体的に参加する立場である」ということです。
新生日本大学には、学生主体で、学生が決定権を持つ、学生の福利厚生に貢献するための、新しい組織が必要です。
学生FDは、大学実施の施策に学生が「参加させてもらっている」状態に留まっています。
「学部長への意見箱」の類は、学生が問題解決の担い手になっていません。
林理事長は、「改革の原動力は学生です。学生のみなさんが支持し、意見を積極的に出してくれなければ何も始まらない。」と表明しました。日本大学は、世間は、学生が動くことを求めています。
日本大学に学生会・学生自治会を設立するため、あなたの力が必要です!
